桐たんすをお使いの時のアドバイス

桐たんすをお使いの際に、引出しが開かなくなる時があります。

その理由は湿気です。

湿気があると、桐は湿気をすって膨張し、より気密性が高くなり、

引出しは引き出せなくなります。

中の着物をしっかりと湿気から守ってくれているのです。

でも、どうしても引出したい時には、除湿をしてください。

夏であれば冷房、冬は暖房を入れて、空気中の湿気を無くしてください。

そうすれば、桐が湿気を放出し、するりと引出しをあけることができます!

湿気をすった桐たんすはどんなに力持ちの男性でも開けることができません。

除湿をすれば、簡単に引出しが開きますので、お試しください。

本物の桐たんすと言われるものは、湿気をすったときに開かなくなります。

そうでない桐たんすは、気密性が低いため、そんなことがありません。

本物とそうでない桐たんすの見分け方の1つになります。

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